苫小牧東中学校(大橋祐之校長)は21日、3年生の書写授業で書き納めを同校体育館で行った。生徒約80人が自分の気持ちと静かに向き合いながら、真っ白い書き初め用紙に「無限の可能性」と書いた。
毎年恒例の取り組み。課題の文字は行書で書くようにし、教員たちは楷書との違いや、角に丸みを付けること、点や線のつながりを意識して書くことなどを呼び掛けた。
生徒たちは配布された10枚の紙一枚一枚に集中し、毛筆を動かした。筆に含まれた墨汁が途中でなくなってかすれてきたり、紙に文字が収まり切らなかったりと悪戦苦闘していたが、最もうまく書けた一枚に美術の授業で制作した名前のはんこを押し、完成させた。同校では後日、全作品を廊下に張り出すという。
細川瑠星さん(15)は「自分の持ち味になっている大きく力強い字が書けた。高校進学後は野球で全国大会に出場できるようになり、一流のプレーヤーになる」、藤田華々里さん(14)は「納得のいく作品を提出できた。ダンスが好きなので、たくさんのステージに立って苫小牧を盛り上げたい」と可能性に満ちた目標を語った。
















