サッカーJリーグ1部(J1)北海道コンサドーレ札幌のDF中村桐耶(23)=むかわ町出身=が23日、むかわ町民体育館で開かれたサッカー教室に参加、地元の子供たちとミニゲームなどを通して交流した。
中村は今季リーグ戦31試合、ルヴァンカップ7試合に出場。6月10日のサガン鳥栖戦でJ1初得点を挙げている。この日は過去にコンサドーレに所属していたメンバーで組織するOB会「CONSAOLDS(コンサオールズ)」によるサッカー教室に合わせて要請を受けた。
総合型地域スポーツクラブNPO法人むーブのサッカークラブに通う小中学生17人が受講。ボールを蹴ってコーンに当てるゲームやドリブル練習、ミニゲームを楽しんだ。中村も時折華麗な足さばきを披露するなどして会場の視線をくぎ付けにする場面もあった。教室終了後にはサインや記念撮影に笑顔で応じる一幕も見られた。
鵡川中央小学校5年の松本壮馬君(11)は「楽しかったし、教えるのも上手だった。(中村選手は)これから今よりもっと有名になると思う」と憧れのまなざしを向けた。
中村は「僕がいた頃よりも参加者が増えたなという印象。これからもサッカーを楽しんでもらえたら」と激励していた。

















