本道経済活性化へ 知事が今年最後の定例会見 苫東にDC、ラピダス千歳進出

本道経済活性化へ 知事が今年最後の定例会見 苫東にDC、ラピダス千歳進出
今年最後の定例会見で一年を振り返った鈴木知事=27日午後、道庁

 鈴木直道知事は27日、2023年最後の定例記者会見を開いた。2月には千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」にラピダス(東京)の立地が決定し「次世代半導体を北海道から世界に届けるという前例のないプロジェクトがスタートした」ことや、11月には苫小牧市の苫小牧東部地域(苫東)にソフトバンク(東京)が「日本最大級のデータセンター(DC)の建設を発表した」ことを強調。本道経済活性化へ向け「これまでの取り組みが、目に見える形で大きく動きだした年だった」と今年一年を振り返った。

 また、知事は5月に新型コロナウイルス感染症が「5類」に移行し「3年を超える長い闘いが大きな節目を迎えた」と指摘し、「これまでの対策に理解と協力を頂いた全ての方々に改めて深く感謝したい」と述べた。

 8月から始まった中国の日本産水産物禁輸措置についても触れ「中国は道産水産物の最大の輸出先であり、道内港からの昨年の輸出額は約53億円。そのうち8割を超えるホタテへの影響は大変深刻」と説明。道では「食べて応援!北海道キャンペーン」を展開するなど「消費拡大はもとより販路拡大に取り組んできた」とし、「今年は不安定な国際情勢も相まって本道を取り巻く環境が大きく変化し、道民の安全・安心の確保に全力で取り組んだ一年となった」と語った。

 新年については「引き続き物価高騰への対応など、社会経済情勢に機動的に対応していく」としたほか、「安心して住み続けられる地域づくりや、北海道の魅力を世界に広める取り組みを進めていきたい」と抱負を述べた。

 記者会見終了後、知事は今年最後の庁議を開き、職員の一年の労をねぎらい、メッセージを送った。道庁は28日が仕事納め。29日から6連休に入り、来年1月4日が仕事始めとなる。

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