堀川、今大会4冠達成 高木、新濱が総合V スピードスケート ホープの堀川「最高の大会」

堀川、今大会4冠達成 高木、新濱が総合V スピードスケート ホープの堀川「最高の大会」
距離別部門の女子マススタートで優勝し、ガッツポーズする堀川桃香=29日、明治北海道十勝オーバル

 スピードスケートの全日本選手権最終日は29日、明治北海道十勝オーバルで行われ、スプリント部門の女子は高木美帆(TOKIOインカラミ)、男子は新濱立也(高崎健康福祉大職)が総合優勝を遂げた。ともに28日の前半2種目を終えて首位に立ち、後半2種目も1位だった。

 距離別部門は女子の堀川桃香(富士急)が5000メートルとマススタートを制し、今大会4冠。男子1万メートルは一戸誠太郎(ANA)が優勝。1000メートルの男子は野々村太陽(専大)、女子は佐藤綾乃(ANA)が勝った。

 ▽…女子の距離別部門は長距離のホープ、堀川が4冠に輝いた。5000メートルでは高木が保持していたリンク記録を2秒近く更新する7分5秒44をマーク。最後のマススタートも勝ち切り、「最高の大会になった。自分を褒めてあげてもいいかな」と笑みをこぼした。

 3000メートルで2位に入ったワールドカップ帯広大会後は、世界を転戦して疲労が蓄積。今月中旬の帰国後にはインフルエンザに感染し、十分に調整できずに臨んだ大会だった。逆境に負けず、「しっかり自信が付いた。世界で戦えるように頑張っていきたい」と力強く言った。

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