バレーボールの全日本高校選手権最終日は８日、東京体育館で決勝が行われ、男子は駿台学園（東京）が福井工大福井（福井）を３―０で下し、２年連続３度目の優勝を果たした。昨夏の全国高校総体との２冠を達成。

　女子は就実（岡山）が高校総体、昨秋の国体との３冠を狙った下北沢成徳（東京）をストレートで退け、２年ぶり５度目の頂点に立った。

　駿台学園は第１セット、途中出場の川野のスパイクで流れを呼び込み先取。続く２セットも主導権を渡さなかった。就実は押川や高橋を中心に得点を重ね、接戦となった第３セットは福村が要所で決めて押し切った。