苫小牧署管内(東胆振1市4町)で2023年に受理した110番通報の件数は前年比336件増の1万1222件(速報値)で、事件・事故に関する通報が半数以上を占める一方、迷惑駐車や騒音苦情など緊急性の低い通報も約3割に上った。同署は「110番の日」の10日、適正利用を呼び掛けるイベントを苫小牧市柳町のイオンモール苫小牧で実施し、買い物客らにチラシやティッシュを配布した。
同署によると、110番通報の主な内訳は▽交通事故3395件(前年比169件減)▽情報提供1412件(同324件増)▽けんか・口論643件(同80件増)▽刑法犯472件(同34件増)▽交通事故以外の交通違反303件(同12件減)―など。
緊急性の低い110番として、要望1676件(同50件減)や照会1548件(同37件増)が挙げられ、落とし物の確認や道案内、迷惑駐車の苦情をはじめ、無言電話のようないたずら電話もあるという。花火の音がうるさいとか、除排雪に関する要望など特定の季節に増える110番もある。
同署の屋代圭介地域課長は「緊急を要しない通報があると、本当に必要な人が利用できなくなる可能性がある。110番は命綱なので適切な利用を心掛けて」と訴える。一方で「事件や事故の被害に遭ったり、見掛けたりした場合は積極的に通報を。日時や場所、状況を冷静に伝えてほしい」と話している。
緊急でない用件や相談は同署の一般加入電話0144(35)0110または警察相談専用電話♯9110の活用を求めている。
















