帰省や観光需要回復 航空各社年末年始の本道発着路線

帰省や観光需要回復 航空各社年末年始の本道発着路線
羽田事故の影響もあって混雑した新千歳空港=3日

 主要航空各社は9日、年末年始期間(昨年12月28日~1月3日)の本道発着路線の利用実績を発表した。羽田空港で2日に起きた航空機衝突事故の影響で、羽田線を中心に欠航や遅延が続出したが、大手2社は旅客数が前年実績を上回った。新型コロナウイルスの感染症法上位置付けが「5類」に移行してから初めて迎えた年末年始とあり、帰省や観光の利用を中心に旅客需要が回復した。

 日本航空(JAL)は、旅客数が前年同期比1・3%増の14万5450人、搭乗率が7・9ポイント増の84・4%増。うち新千歳―羽田線は、旅客数が6・4%増の6万1103人、搭乗率は12・5ポイント増の87・4%増。羽田の事故に伴って今月2、3日は35便が欠航し、約6000人の足に影響が出たが、年末年始実績としてはプラスとなり、JALは「本道は特に観光需要が回復していたとみられる」と分析する。

 全日本空輸(ANA)は、旅客数が6・3%増の17万7912人、搭乗率が8・5ポイント増の78・8%。うち新千歳―羽田線は、旅客数が1・2%増の7万4715人、搭乗率が10・1ポイント増の79・4%。2、3両日は25便が欠航したが、3日は新千歳―羽田線で臨時便を5便運航し、振り替えニーズにも対応した。ANAは「コロナ明けで前年よりも利用が増えた。羽田の影響も8日には元通りになった」と説明する。

 AIRDO(エア・ドゥ)は、旅客数が5万1553人で5・1%減だったが、搭乗率は2・1ポイント増の93%。新千歳―羽田線は、旅客数が16・6%減の2万6753人、搭乗率が2・9ポイント減の93・4%。前年度は新千歳―羽田線で40便を増便したが、今年度の増便は10便の運航にとどまったほか、羽田の事故により2、3両日は29便が欠航し、約3400人に影響したことなどにより、旅客数が減った。

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