キックボクシングからボクシングに転向した那須川天心(帝拳)が10日、デビュー3連勝の懸かるノンタイトル8回戦(23日、エディオンアリーナ大阪)に向け、東京都内の所属ジムで練習を公開した。初のKO勝ちを目指し、「(次戦は)『KOする詐欺』はやめたい」と宣言した。
メキシコ人ボクサー2人を相手にした計4ラウンドのスパーリングでは、ロープ際に押し込む力強さを披露。「打ち込めるようになり、無駄な動きも減った」と自信を示した。過去2戦、勝負どころで仕留め切れなかった点が課題。初の世界ランカーとの一戦を前に「今さらどうこう言うことではない」と気合を入れた。
また、能登半島地震の被災地支援を目的に500万円を寄付したことをSNSで明らかにした。

















