内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)は9日、苫小牧市内のホテルで1月支部懇談会を開いた。サイバー大学教授で商品ジャーナリストの北村森(もり)氏(57)が「アフターコロナ時代の地域発ヒット商品の作り方」をテーマに講演。自身が関わった地域産品のブランド化の経験などから、ヒットする商品の理由について熱弁を振るった。
北村氏は「他の地域の商品と『差別化』するといって、自らの強みを忘れてしまう生産者がいる。大切なのは原点をぶれさせないこと」と指摘。青森県八戸市の老舗の菓子製造業者が作る人気の南部せんべいや北村氏が携わった秋田県の和牛を例に挙げ、強みを理解して売り出す重要性を説いた。
また売り出す際に使われる商品の「物語」について、「紡ぎ出すのは第三者の消費者やネットユーザー。決して企業側がつくってはいけない」とし「事実のみを淡々と伝え続けると、その先に共感が寄せられる」と強調した。
北村氏は富山県出身で日経トレンディ編集長などを歴任。2020年度には北海道産業経済局の「地域ブランド創出支援事業」のチームリーダーを務め、むかわ町のホッキ貝のブランド化にも関わった。
















