苫小牧工業高校情報技術科3年の生徒3人が10日、道教委主催の「社会との共創」推進プロジェクトの成果発表会に臨んだ。道内から11校20団体がオンラインで参加。3人は千歳市に工場を建設中の次世代半導体製造ラピダス(東京)を取り巻く課題について半年間研究し、半導体産業の人材不足問題を取り上げた。
発表したのは、大沢宗馬さん(18)、太田倭さん(同)、大房友輝さん(17)。昨年10月、千歳市の半導体関連企業からのヒアリングで人材不足問題の深刻さを知り、将来を担う小中学生を対象に部品を展示する「半導体展」を開いたことを報告した。
その際の来場者アンケートも公開。半導体について48%が「知らない」と答え、84%が「もっと知りたい」と回答したことを明らかにした。高度経済成長期の現役世代の高齢化で人材不足が加速しているといい、「今後も半導体展を継続させ、働きたいという意識醸成につながれば」と述べた。
発表を終え、大房さんは「発表要綱の資料作りが大変だった」とホッとした様子。太田さんは「半導体を高校生で知らない人もいるのに、小中学生で知っている人もいてびっくりした」と話し、大沢さんは「この活動を通して企業の課題を聞く機会ができ、現状を知ることができた」と充実した表情で語った。
















