苫小牧市のフィギュアスケートクラブ、白鳥FSCの岩本愛子(中学3年)、加藤杏望(同)、高橋佑月(同2年)と、市役所に勤め公務員スケーターとして活躍する坪井聖弥(23)が11日、木村淳副市長を表敬訪問した。4人は大会出場の結果を報告しながら、次の大会への抱負なども述べた。
白鳥FSCの3人は北海道中学校体育大会第54回北海道中学校スケート大会フィギュアスケート競技(今月6日、札幌市)に出場。Aクラスで2位だった岩本と3位の加藤は来月、長野市で行われる全国大会に臨む。3年連続出場の岩本は3回転ジャンプを武器に「ショート、フリー共にノーミスの演技を目指したい」とし、2回目出場の加藤は「スピードを意識し、スケートリンクを大きく使いながら曲を表現したい」と意気込んだ。
高橋もBクラスで2位と健闘した。幼少期からスケートが好きで始めたフィギュア。「今回はミスが目立ってしまったので、練習を重ね、次は本番で実力を発揮できるようにしたい」と力を込めた。
このほか、坪井、岩本、加藤は成年、少年の部でそれぞれ今月末に苫小牧市で開かれる第78回国民スポーツ大会に出場する。4度目の挑戦となる坪井は、独特の表現力を持つステップが持ち味。「昨年逃した入賞が目標。自己ベストのスコア更新を目指し、見ている人に(フィギュアの)魅力を最大限伝える滑りをしたい」と語った。
木村副市長は「(国スポの)地元開催はめったにない機会。精いっぱいの演技を」と激励した。

















