プロ野球の12球団監督会議が16日、東京都内で開かれ、リクエスト制度の変更点として、今季から、前の走者を追い越したかどうかの判定もリプレー検証の対象となることが日本野球機構(NPB)から報告された。
選手の負傷などアクシデントがあった場合は、リクエストの意思表示をするまでの時間猶予を認めてほしいと広島の新井監督が要求。座長を務めた阪神の岡田監督は会合後の記者会見で、リクエストを巡る議論について「一つのプレーが勝敗を左右する。審判も協力してより良い方向でいこうということ」と話した。
前打者の打席完了から次打者がバットを構えるまで30秒を超えないなど、NPBが監督側に時間短縮への協力を要請。その他の意見交換では、ベンチでタブレット端末の使用を認めるようソフトバンクの小久保監督から要望が出た。














