【シュチルク(ポーランド)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は16日、ポーランドのシュチルクで個人第14戦(HS104メートル、K点95メートル)の予選が行われ、2連勝を目指す小林陵侑(チームROY)は100・5メートルを飛び、132・4点のトップで17日の本戦に進んだ。
二階堂蓮(日本ビール)は10位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は25位、竹内択(チームtaku)は48位で通過。中村直幹(フライングラボラトリー)は52位で落選した。
▽…小林陵がこの日初めて飛んだジャンプ台で好飛躍を披露し、予選を首位で突破した。不利な追い風の条件下、K点を5・5メートル上回る100・5メートル。全体トップの飛型点をマークし、「意外とよかった。嫌な感じもない」と好感触を口にした。
前戦でW杯今季初優勝を飾り、「お祝いのメッセージがたくさん来て、うれしかった」。予選前日は移動後にバレーボールで体をほぐしたという。変わらぬ好調ぶりを示し、2連勝に向けて「楽しみ」と笑みを浮かべた。

















