警察庁が目指すハーフライフル銃所持の規制強化について、研究者らでつくるヒグマの会(坪田敏男会長)と一般社団法人エゾシカ協会(鈴木正嗣代表理事)は18日、道庁で記者会見し、反対声明を発表した。エゾシカ協会の伊吾田宏正副会長は「ハーフライフル銃の規制はエゾシカやヒグマなど野生動物の管理対策に甚大な影響を及ぼすと大変危惧している」と述べた。
両会によると、警察庁は26日開会の通常国会に銃刀法改正案を提出する方針で、改正案はハーフライフル所持の許可基準を、散弾銃を10年間継続した実績がなければ所持できないライフル銃と同程度に厳格化する内容。
ハーフライフル銃は射程が約150メートルと散弾銃(同約50メートル)より長く、両会は連名で▽ハーフライフル銃が使用できなくなれば、個体数が増加しているエゾシカやクマによる人身被害と農業被害を防止するための捕獲が困難となり、野生動物管理対策のブレーキになる▽絶対人数が足りない狩猟者が高齢化する中、捕獲技術の伝承が困難となり、新規狩猟者の減少が懸念される―と指摘。伊吾田副会長は「野生動物の確実な管理のためにも趣味と管理捕獲を分けて考えるべき」と訴えた。
















