スケトウダラ漁最盛期 漁獲量1日100トン超えも 苫漁協

スケトウダラ漁最盛期 漁獲量1日100トン超えも 苫漁協
スケトウダラを網から外す漁業者ら=18日、苫小牧港西港・漁港区

 苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)のスケトウダラ刺し網漁が最盛期を迎えている。1月に入ってから平年ピーク並みの漁獲量で推移し、1日当たり100トン以上水揚げした日も。豊漁を示すように苫小牧港西港・漁港区では、漁業者が網から魚を外す光景が広がっている。

 苫小牧沿岸のスケトウダラ漁は今季、昨年10月4日に漁船1隻で初水揚げ。今月18日までの漁獲量は約1101トン(前年度比52・4%減)、漁獲高は約1億3200万円(同42・1%減)。1キロ当たりの平均卸売価格は120円(同21円高)。

 漁獲量は前年度と比べて約1200トン、漁獲高は1億円弱減っているが、昨年12月はしけの日が多く、マダラ漁など別の魚を操業する漁船も多かったため。今月は漁船十数隻で操業する日が続き、15日には今年初の100トン超えとなった。

 18日も日中に苫小牧沖で漁を行った漁船が、午後3時ごろに続々と帰港。漁業者やその家族らが岸壁に座り込み、網から魚を一匹ずつ手作業で外した。漁獲量が少なければ船上で作業を終えるが、この日も2時間ほど黙々と作業。「正佑丸」船長の髙島正司さん(52)は「今年は値段もいいので、今月いっぱいピークが続けば。ぜひ鍋で味わって」と話していた。

 苫小牧漁協のスケトウダラ漁は、ホッキ貝、秋サケと並ぶ主力。卵を加工したタラコは特産品で、身は低価格で鍋料理などに重宝される。漁期は10月から翌年3月で、例年は12月~翌年1月がピーク。不漁が続いた時期もあったが、2021年度は約2400トン、22年度は約2900トンと資源が回復している。

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