苫小牧市内の小学生アイスホッケーチーム、BLUEサンダースのGK那須惺太(拓進小5年)、苫小牧WestアイスキングのDF小柳旭(北星小6年)の2人が、来月7~18日にカナダのケベック州で開かれる第64回ケベック国際ピーウィーホッケートーナメントのジャパンセレクト(日本選抜)メンバーに選出された。
同大会はカナダで開催される小学年代の最大規模の国際大会で、世界から21カ国、約140チームが参加。選手たちは北米プロリーグNHL規格のアリーナに立ち、1万人以上の観客の前でプレーする。全国の小学5年生から早生まれの中学1年生までの児童、生徒から応募を受け付け、その中で18人を選出した。
出発を前に那須は「海外プレーヤーの強力なシュートもしっかりセーブできるよう頑張りたい」、小柳は「遠めからのシュートが得意なので、力を発揮してチームに貢献したい」とそれぞれ意気込みを語った。
ジャパンセレクトの黒川太郎監督は「日本人は個人スキルが高いので、それぞれの選手が持つ強みを出し切ってほしい」と期待。「現在、国内A代表や海外で活躍する選手の中にも、大会の経験者がいる」とした上で「海外のアイスホッケー先進国では、子供の頃から世界大会を経験する。日本の子供たちにも世界を知ることで、大きな舞台を目指すきっかけになれば」と語った。
メンバーは来月1日にカナダに向けて出発し、事前合宿で練習試合などの調整をした後、大会に挑む。













