苫小牧高専生 共同研究に向け理解深める 競技用車いすを体験

苫小牧高専生 共同研究に向け理解深める 競技用車いすを体験
競技用車いすを体験する学生たち(提供)

 苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)はこのほど、創造工学科の学生を対象に競技用車いすの体験授業を市晴海町の日本軽金属苫小牧製造所で行った。4年生6人が車いすを使う体験を通じてパラスポーツに理解を深め、競技用車いすやシットスキー(座位で滑るスキー)開発への意欲を高めた。

 同社と障害者スポーツクラブの北海道アダプティブスポーツ(札幌市)は昨年度から、ジュニア向け競技用車いすの廉価版エントリーモデル(初心者向け商品)とシットスキーの研究開発に取り組んでいる。気軽に購入・体験してもらえるようにし、パラスポーツの理解と普及につなげるのが目的。

 4月からは研究に同校も加わり、学生がジュニア向け競技用車いすのフレーム設計や子どもが好むデザインを提案していくことから、競技用車いすを体験する場を設けた。

 授業には、創造工学科・機械系と同情報科学・工学系の学生各3人が出席。日軽金苫小牧製造所敷地内にある日軽アリーナ内で車いすに乗り、バスケットボールと鬼ごっこを体験した。学生たちは「ホイールを回し続けながらボールを扱うなど、いろんなことを同時にできる選手はすごい」「競技用車いすの持ち上げた時の軽さや機敏に相手を避けたりUターンできたりする高度な仕組みにびっくりした」と操作やプレーで感じたことを語った。

 同製造所の中村誠宏係長は「パラスポーツを楽しんでくれてよかった。選手にとって競技用具は必要不可欠なものなので、サポートするやりがいを感じてもらえたら」と話した。

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