苫小牧工業高等専門学校3年の駒木允さん(18)が27、28の両日、東京都渋谷区で開かれる「第17回全国高専英語プレゼンテーションコンテスト」に出場する。日本の若者の選挙時の投票率の低さを課題に挙げ、解決に向けた提案を発表する。全国8地区から計16人が参加予定で、「賞を取りたい」と意気込んでいる。
昨年11月に函館高専で行われた道地区大会で、出場者6人の中から1位を獲得し、全国大会への切符を手にした。小学5年生まで札幌市内のインターナショナルスクールに通い、幼い頃から英語教育に親しんできた。
今回出場したのは、苦手な人前での発表を乗り越えたいと考えたため。昨年5月、学内の掲示板で募集内容を見て応募を決め、学内選考を経て道大会に進んだ。
発表は5分以内。若者の政治離れが叫ばれる中、政治に強い興味がある駒木さんは「It doesn’t matter to me(私には関係ない)」と題し、解決策を提案することに決めた。
同年9月から、総務省が公表している投票率のデータなどを参考に原稿作りに挑戦。新聞報道や投票率の高いフィンランドの事例を見ながら、「直接政治家と対談できたり、講義に呼んだりし、自分事として考えてもらう機会を増やすことができれば」とまとめた。
苫小牧市の国際交流員らに助言をもらい、発表の練習もした。道大会当日は緊張する他の学生を見て、自身はむしろ平静を保つことができ、「練習通り発表できた」とほほ笑む。1位で名前が呼ばれた時は「ほっとした」という。
全国大会には、道大会の原稿を一部修正して臨む。「緊張しないように、詰まらず、すらすら話せるようにしたい」と語る。
コンテストは全国高専連合会などが主催。学生の英語表現力の向上や国際感覚豊かな技術者の育成を目的に実施している。
















