自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、前内閣府副大臣の堀井学衆院議員(比例代表道ブロック)は23日、苫小牧市内で胆振選出の同党道議4人に対し、所属する安倍派から2018~22年の5年間にキックバック(還流)計2196万円を受けていたことを説明した。堀井氏は迷惑を掛けていることを陳謝しつつ、議員活動を継続する考えを示したという。27日に登別市内で記者会見も開く予定だ。
堀井氏が裏金問題を巡って地元道議と会談するのは初めて。自民党苫小牧支部の事務所で板谷良久氏(苫小牧市区)、千葉英也氏(室蘭市区)、戸田安彦氏(胆振地域)、高田真次氏(伊達市区)が出席した。
出席した道議によると、堀井氏は▽事務所運営を秘書に任せ切りだったこと▽パーティー券を何枚売るかなど自分から指示したことはないこと―などを説明した上、離党や議員辞職はせず、議員活動を続ける意向を伝えたという。
還流額については、当初は退職した秘書の引き継ぎがなく、堀井氏の手元に残っている資料から約1200万円と算定したが、派閥のデータから総額2196万円が政治資金収支報告書に不記載だったことが判明したと説明したという。使途について詳細な説明はなかったという。事務所関係者によると、堀井氏は政治資金収支報告書を訂正する意向を示している。
堀井氏は23年9月に内閣府副大臣に就任したが、今回の事件を受け、同12月に辞任。後援会などの政治資金パーティーが開けず、収入減が見込まれることから、同月末で苫小牧市若草町の事務所を閉鎖し、道9区管内の事務所は登別市に集約していた。
27日にも登別市内で同党や後援会の関係者らを対象に説明会を開き、記者会見も予定しているという。
















