北海、星稜など確実 あす選抜出場校選考委 高校野球

北海、星稜など確実 あす選抜出場校選考委 高校野球

 第96回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園球場)の出場校を決める選考委員会が26日に開かれる。昨秋の地区大会成績を基に出場有力校を探った。(丸数字は出場校の割当数)

 【北海道(1)】北海は投打がかみ合って道大会を制し、選出が確実。

 【東北(3)】青森山田は、桜田が東北大会決勝でノーヒットノーラン。準優勝の八戸学院光星も当確で、3枠目を4強の一関学院、学法石川が争う。

 【関東・東京(6)】好投手小川哲が引っ張る作新学院は、関東大会を制して決定的。昨年選抜王者の山梨学院や常総学院など関東4強、東京大会優勝の関東一は選出が確実。残る1枠は関東8強と東京大会準優勝の創価の比較となる。

 【東海(3)】東海大会で優勝した豊川と準優勝の愛工大名電は当確。準決勝で豊川に惜敗した宇治山田商が有力だ。

 【北信越(3)】星稜が明治神宮大会を制して1増の3枠。北信越大会準優勝の敦賀気比も選出確実。4強入りし、能登半島地震で被災した日本航空石川は吉報を待つ。

 【近畿(6)】大阪桐蔭が厚い投手陣で史上初の3連覇を遂げた。4強の京都外大西、耐久、京都国際も確実。8強組は大阪桐蔭に1点差負けと善戦した報徳学園がリード。残り1枠を近江、須磨翔風、履正社で争いそうだ。

 【中国(2)】3連覇した広陵は、好投手高尾を軸に盤石の態勢。準優勝の創志学園は東海大相模で甲子園優勝経験がある門馬監督が、就任2年目で初出場を決めそうだ。

 【四国(2)】投打に充実する高知が四国大会を制して3年連続の出場を確実にした。エース吉岡の力投が光った阿南光は準決勝で同県対決となった鳴門を下した。

 【九州(4)】九州王者の熊本国府は右腕坂井を中心に春夏通じての初出場が決定的。機動力を生かして準優勝の明豊は確実で、順当なら残り2枠は4強の神村学園、東海大福岡が選出されそう。準々決勝で熊本国府に延長サヨナラ負けした大分舞鶴の逆転選出はあるか。

 【21世紀枠(2)】別海は厳しい環境下で北海道大会4強。田辺は少ない部員数で智弁和歌山などを破って県大会準優勝と結果を残した。第2回大会以来99年ぶりの出場が懸かる鶴丸、伝統校の仙台一、水戸一など計9校が候補。

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