27日に開幕する国民スポーツ大会(国スポ)冬季大会(苫小牧市)に出場するフィギュアスケート女子の世界選手権覇者、坂本花織(兵庫・シスメックス)が大会について語った。
―国スポの雰囲気は。
他の大会だとフィギュアは個人競技なので1人の戦いだが、国スポは少年、成年2人ずつが出る都道府県対抗戦。チーム一丸で頑張ろうという気持ちで臨んでいるので、他とは違う。
―今年、国民体育大会から名称が変わる。
もっとスポーツを盛り上げようという意思表示という感じがする。より熱くなりそう。
―国スポとしての初代女王が懸かる。
国スポの成績が(3月の)世界選手権につながる。スピンやステップなど細かい部分のどこが駄目なのかを発見して、次につなげられたら。女子の世界チャンピオンはこんな感じなんだと、しっかり示せるようにしたい。やるべきことをやって、兵庫県に少しでも貢献できたらと思う。
―どんな大会にしたいか。
勝負事なので、勝ってなんぼ。生まれ育った土地の代表として、責任を持ってやり遂げたい。
―苫小牧の街を楽しみたい思いは。
(出身地の)神戸は雪があまり降らないので、北海道らしい雪景色や雪の街を楽しめたら。

















