苫小牧市は27日に市内で開幕する第78回国民スポーツ大会(国スポ)冬季大会スケート・アイスホッケー競技会を、子どものスポーツ振興につなげたい考えだ。市の国スポ準備室は小中学生向けの競技ガイドを作成し、学校を通じて全児童生徒に配布。各家庭に来場を呼び掛けた。大会期間中は教育活動の一環で競技観戦を計画する小中学校もあり、子どもたちはトップアスリートが繰り広げる熱戦を楽しみにしている。
国スポは国内最大のスポーツの祭典で、苫小牧では2006年以来18年ぶりの開催となる。苫小牧大会には全国都道府県の代表選手や関係者など約2000人が参加予定。スキー競技は2月、山形県で行われる。
市国スポ準備室は国スポの地元開催を機に、氷都・とまこまいで育つ子どもたちにスケート競技への関心を高めてもらいたい―と、競技ガイドを作成した。A3判二つ折りでオールカラー。市内で実施されるスピードスケートやフィギュアスケートなど4競技の日程や会場、競技の概要、見どころを掲載。一般来場者向けに各競技会場で予定されているプレゼントやキッチンカーによる飲食物の販売など、競技以外のお楽しみ企画も紹介している。
ガイドは約2万部印刷し3学期が始まった15日以降、学校を通じて子どもたちに配布。市教育委員会のメール配信システムに登録する小中学校の全保護者に家族での来場を呼び掛けた。
同室によると、大会期間中、市内10校の小中学校が観戦を予定。クラスで実施したり、希望者を募ったりし現時点で700人を超える児童生徒が来場する見込みだ。
このうち、北光小学校(瀬川恵校長)は5年生約60人が29日、新ときわスケートセンターで行われるショートトラックを観戦する計画。会場で頑張る選手にエールを送ろうと22日、児童らが応援用の小旗を作った。映像を視聴して競技への関心を高めながら、「ファイト」「目指せ一番」「根性」などのメッセージをしたためた旗を完成させた。
加藤絢伸(けんしん)さん(11)は「ショートトラックは初めて観戦する競技だけど、戦略も大事で楽しいと思った。今からわくわくする」と目を輝かせた。



















