リアカバー生産開始 出荷式 第5世代HV車向け アイシン北海道

出荷式でテープカットする伊藤社長(左から3人目)

 苫小牧市柏原の自動車部品製造業、アイシン北海道(伊藤伯社長)は29日、新たに生産を始めたアルミ鋳造製品、リアカバーの出荷式を行った。第5世代ハイブリッド(HV)車向けの部品で、伊藤社長は「しっかり立ち上げ、次の第6世代の受注につなげる」と力を込めた。

 リアカバーは、アイシングループ内で既に生産している部品だが、同社にとっては新製品となる。HVシステムの次世代エンジンといわれる第5世代の部品を受注しようと昨年から準備し、加工、組み付けの各ラインを新設した。当初は月産約1万台で生産し、今夏にも同2万台弱に増産したい考えだ。

 この日はトレーラーにリアカバーを満載して「初出荷」の横断幕を掲げる中、役員や従業員ら約30人が参加し、セレモニーを行った。上平浩文常務取締役が決意表明で、加工は高速かつ無人ラインを確立し、組み立てはフレキシブルラインにしたことを説明し、「お客さんに大変喜んでいただける良い製品造りができた」と強調した。

 伊藤社長は「EV(電気自動車)にどんどん進むといわれるが、HVは根強い需要があり、北米でも非常に伸びている」と指摘し、第5世代向けリアカバーに「これからのアイシン北海道を支えていく商品になる」と期待。「技術課題はいろいろあったが、立ち上げを3カ月間早めた。次の第6世代も受注できるよう、さらに競争力を身に着けたい」と意気込んだ。

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