苫小牧市のぞみ町のトータルビューティーサロン「サロン ド ラプワ」代表の菅原智果さん(42)が、「NEEC2023第13回日本まつげエクステコンテスト」のモデル部門ボリューム競技で優勝した。初挑戦での快挙で「賞を取れたことで(プロのアイスタイリストとしての)説得力が増したと思う」と笑顔だ。
地毛に特殊な接着剤で人工毛を1本ずつ付けるメーク手法のまつげエクステンション。まつげエクステ従事者の技術力向上を目的とした同コンテストはNEA日本まつげエクステ協会の主催で、今年度は11月下旬に大阪で開催された。モデル、マネキン、フォト、学生の4部門に国内外から総勢70人が出場。施術の仕上がり具合や芸術性などが審査された。
菅原さんはモデルに対し、決められた形状、数のまつげを制限時間内で正確に、手際よく装着するモデル部門に出場。シングル(人工毛を1本の自まつげに対して1本ずつ装着)と、ボリューム(人工毛を1本の自まつげに対して2~4本を束にし扇状に装着)の両競技に臨み、ボリュームで1位に輝いた他、シングルでも3位に入った。
菅原さんがアイスタイリストを志したのは10年ほど前。自ら施術を受けて感動したのがきっかけといい、札幌のサロンで働きながら美容学校に通い、国際アイスタイリスト協会のアイスタイリスト技能検定試験1級と美容師免許を取得した。2019年10月に苫小牧で独立し、現在はのぞみ町の同店と北栄町に「ラプワ ドゥエ」の2店舗を構える。
コンテスト出場は美容学校で身に付けた基礎知識を深掘りし、技術力を高めよう―と昨年6月から約3カ月間、オンラインと対面でまつげエクステに関する講習を受けたのがきっかけ。「当日はかなり手が震え、優勝は予想だにしなかったので表彰式で名前が呼ばれてびっくり」と菅原さん。「今後も施術を安心安全に受けてもらえるよう知識を深め、技術を磨きたい」と意気込む。
一方、コロナ禍の中、自分自身でまつげエクステをする人が増え、「アレルギーになってしまった」などと相談に訪れる客も増えているという。菅原さんは「アレルギーを起こすと薬剤治療が必要になる。必ず美容師免許を持つプロに施術してもらってほしい」と呼び掛ける。
















