新千歳空港の出入国に関する課題を議論するワーキンググループ(WG)の初会合が1月31日、同空港国際線ターミナルビルで開かれた。これまであった二つのWGを統合し、出入国手続き(CIQ)や地上支援業務(グランドハンドリング)などを担う団体や企業など30機関で構成。インバウンド(訪日客)の増加などを見据え、出入国体制の強化などで意見を交わした。
新千歳では2019年から、税関、入管、検疫などCIQを中心に旅客動線の効率化や高度化などを図るWGと、グランドハンドリングや保安検査の人手不足に対応するWGをそれぞれ設置していた。
新型コロナウイルス禍を経て、これら課題が顕在化する中、空港が抱える諸課題により横断的に対応しようと今回、「出入国体制強化WG」として一本化。▽CIQ▽グラハン▽給油▽保安検査―の四つの部会を設け、定期的に会議を開いていく考えだ。
この日は国土交通省新千歳空港事務所や北海道エアポート(HAP)、CIQの関係機関、航空会社、苫小牧、千歳両市など30機関54人が参加。人材確保の取り組みや出入国体制の強化などを確認した。
同事務所の桜田薫次長は、インバウンド、アウトバウンド(日本人海外旅行客)の増加傾向や人手不足を踏まえ、「官民双方が横断的に共通認識を持ち、具体性を意識して対応していければ」と話していた。
















