人手不足感が拡大 道調査 昨年10~12月期 道内企業61.1% 建設業は8割超

人手不足感が拡大 道調査 昨年10~12月期 道内企業61.1% 建設業は8割超

 道は、2023年10~12月期の道内企業の人手不足状況調査結果を発表した。正規従業員の充足度合いについては、61・1%の企業が「不足している」と回答。前回調査(23年7~9月期)から2・4ポイント上昇し、人手不足感が拡大している。

 「不足している」と回答した内訳は、「非常に不足」が10・8%で、「不足」が50・3%だった。

 不足と回答した企業の業種別では、建設業が80・8%で最多。これに運輸業(69・1%)、卸売・小売業(60・6%)が続いた。

 一方、非正規従業員の充足の度合いについては、「非常に不足」(7・2%)と「不足」(34・7%)を合わせて、全体の41・9%の企業が「不足している」と回答した。前回調査から0・7ポイント下降し、若干ではあるが、人手不足感が緩和されている。不足していると回答した企業の業種別では、運輸業が48・6%で最多。以下、サービス業(43・6%)、建設業(42・8%)の順。

 人手不足の影響の程度については、「非常に深刻な影響」(22・9%)と「一定の影響」(66・9%)を合わせて、89・8%の企業が「影響を受けている」と回答。業種別では、卸売・小売業が92・6%と9割を超えて最多だった。

 人手不足の影響に関する具体的な内容(複数回答)では、「生産性やサービス等の低下」(47・7%)がトップで、「売り上げ減少(機会損失等)」(45・5%)が続いた。

 人手不足の影響緩和対策(同)に関しては、「賞与・賃金の引き上げ」が67・7%で最多。以下、「福利厚生の充実・働きやすい職場環境づくり」(49・2%)、「定年延長・再雇用、採用の強化等」(46・1%)の順だった。

 調査は道内企業900社を対象に、昨年12月31日時点で実施。547社から回答を得た(回答率60・8%)。

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