王子千歳第1発電所が期間限定ライトアップ 25日まで(動画あり)

 王子製紙苫小牧工場は、千歳市水明郷の同社千歳第1発電所を午後4時半~同8時、ライトアップしている。自然環境に配慮された1910年操業開始の水力発電をアピールする初の試みで、千歳・支笏湖氷濤まつりが開催されている25日までの期間限定だ。

 千歳川などの自然環境を生かし、苫小牧市内の製紙工場への電力供給を目的に建設された同発電所。操業開始当初からの設備の多くが現役で稼働し、近代化産業遺産や土木学会選奨土木遺産に選ばれている。支笏湖温泉街に電力を供給している他、氷濤まつりの会場にも無償提供されている。

 ライトアップは1月27日の氷濤まつり開幕に合わせてスタート。同湖が2022年に環境省の脱炭素化を推進する国立公園の「ゼロカーボンパーク」に登録されたことも踏まえ、水力発電のアピールも狙う。

 見学用通路から展望台までの松並木をLED(発光ダイオード)で華やかに装飾。落差130メートルの導水管や赤れんが造りの建屋も照明でカラフルに彩られ、雪化粧された渓谷とのコントラストが楽しめる。無人開放で、入場無料。

 同社事務部の中山隆マネージャーは「歴史的な建物のライトアップは見応えがあると思う。再生可能エネルギーについて考える機会にもなれば」と話す。

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