日本政策金融公庫札幌支店は、2023年10~12月期の道内中小企業動向調査結果を発表した。中小企業(従業員20人以上)の業況判断DI(業績が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は、前期(23年7~9月期)から4・7ポイント上昇して7・0となった。同支店では「中小企業の景況は、一部に持ち直しの兆しも見られる」と分析している。
業況判断DIは、製造業が前期より5・3ポイント上昇してマイナス4・3。非製造業も6・8ポイント改善して10・9となった。
売り上げDIは、前期より3ポイント低下して10・6となり、2期ぶりに悪化。純益率DIは前期から4・2ポイント上昇してマイナス4・7となり、マイナス水準ながらも2期ぶりに改善した。
当面の経営上の問題点については、「求人難」が前期から3・1ポイント増の28・4%となり最多。これに3・8ポイント低下した「原材料高」(26・6%)が続いた。
一方、小規模企業(従業員20人未満)の業況判断DIは、前期に比べ2ポイント低下してマイナス4・0となった。依然としてマイナス水準ではあるが、景況は緩やかに持ち直している。
調査は同公庫の取引先の中小企業496社、小規模企業461社を対象に昨年12月中旬に実施。中小企業223社(回答率45・0%)、小規模企業277社(同60・1%)から回答を得た。
















