【ロサンゼルス時事】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が3日、本拠地ドジャースタジアムで行われたファン感謝イベントに参加し、昨年9月に受けた2度目の右肘手術からの回復具合について「スイングの力とか、ほぼ100%になっている」と語った。山本由伸投手はイベントに参加しなかった。
大谷が現在取り組むティー打撃やトス打撃では全力でバットを振っているという。今月からアリゾナ州で始まる春季キャンプでマシンや投手の球を打つ予定。3月20、21日にソウルで行われるパドレスとの開幕シリーズに向け、「このままのスケジュールでいけば間に合う」と見通しを明かした。ゴームズ・ゼネラルマネジャーも「ここまで順調にきている」とうなずいた。
一方で、キャッチボールはまだ行っておらず、「アリゾナに入って軽いスローイングから。投球の方は若干慎重にいくと思う。1回目の手術よりもスムーズにきている」と説明した。
ファン感謝イベントに参加したドジャースの大谷=3日、ロサンゼルス(時事)














