輸出入総額4年ぶり300億円超 新千歳23年 2年ぶりプラス

輸出入総額4年ぶり300億円超 新千歳23年 2年ぶりプラス

 函館税関千歳税関支署がまとめた2023年の新千歳空港の貿易概況によると、輸出入総額は前年比15・8%増の309億5300万円だった。データセンター向けサーバーの輸入が全体を押し上げ、2年ぶりに前年実績を上回り、300億円を4年ぶりに超えた。

 輸出は3・5%減の191億7800万円で、2年連続のマイナス。輸出の約4割を占める魚介類・同調製品が2・8%減の77億1100万円。東京電力福島第1原子力発電所の処理水海洋放出により、中国が昨年8月から日本産水産物の輸入を停止したが、香港向けに振り替わったもようで影響は限定的だった。

 輸入は71・7%増の117億7500万円で、3年連続のプラス。台湾からのサーバー29億円弱が全増し、一般機械は4倍の46億9500万円。電気機器も25・4%増の21億3700万円で、米国からのモニター、ドイツからのコンバーターなどが増えた。

 新型コロナウイルス感染が拡大した20年から、輸出入総額は3年連続で300億円を下回っていた。サーバー特需もあって回復したが、コロナ前の指標となる19年と比べて輸出入総額は57・5%減。内訳は輸出が49・6%減、輸入が66・2%減。

 入国旅客数は、水際対策の緩和で国際線定期便の復便が進み、昨年7月には中国本土便も再開し、前年比9・4倍の129万3599人。入港機は6・5倍の6721機で、うち旅客定期便は7・9倍の6057機だった。

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