抑うつ、便秘、ぼうこう炎 多発性硬化症の前兆か?

抑うつ、便秘、ぼうこう炎 多発性硬化症の前兆か?

 診断が難しく、再発と寛解を繰り返す難病、多発性硬化症(MS)。その前兆として、抑うつや便秘など五つの症状が表れやすい可能性が示されたと、フランスの研究グループが発表した。

 MSは自己免疫疾患の一種。脳や脊髄などの中枢神経系に炎症が生じ、まひやしびれ、視力の低下、排尿障害といった症状が表れる。

 研究グループはMS患者2万174人、MSがない5万4790人のデータを分析。診断前後それぞれ5年間における113種類の症状発現との関連を検討した。

 その結果、MSのない人と比べ、MS患者では診断前の5年間に抑うつ、便秘、ぼうこう炎、尿路感染症、性機能障害の五つの症状が表れる頻度が高かった。

 研究グループは「これらの症状はMSの前兆または初期症状と考えられる」とする一方、他の自己免疫疾患でも同様の症状が出現した結果を踏まえ、「さらなる検証が必要」と指摘している。

(メディカルトリビューン=時事)

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