不審な請求も疑似体験 高齢者向けスマホ教室で20人学ぶ 白老

不審な請求も疑似体験 高齢者向けスマホ教室で20人学ぶ 白老
基本操作を教える斎藤さん(左)

 白老町消費者被害防止ネットワークは9日、町東町の町総合保健福祉センターいきいき4・6で、高齢者向けスマートフォン教室を初めて開催し、町民20人が参加した。KDDIスマホ・ケータイ安全教室認定講師の斎藤卓也さんを講師に迎え、基本操作や架空請求メールへの対応策を学んだ。

 斎藤さんはスマホを参加者に配布した上で、持ち方や画面の触れ方といった基本操作から丁寧に指導した。その後は指や声を使った文字入力や検索エンジンの使用法、地図、ラジオの活用法も伝えた。

 メールの使い方では、架空請求の疑いがあるメールの受信を疑似体験。斎藤さんは「即日対応を迫り、冷静な判断を失わせる内容が多い。身に覚えのない内容は基本的に無視し、絶対に返信しないこと」と注意を呼び掛け、「困った場合は白老町の消費生活センターに相談して」と促した。

 参加した町萩野の川西政幸さん(80)は「スマホの操作はこれまで独学だった。基本を習得でき、ありがたい」と話していた。

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