【グレンデール(米アリゾナ州)時事】米大リーグの春季キャンプは14日、アリゾナ、フロリダ両州の各地で行われ、ドジャースの大谷は2度目の屋外でのフリー打撃で29スイング中10本の柵越えを放った。この日は野手組の初日で、ユニホームで練習する姿を初めて披露した。同僚の山本は3度目のブルペン入りで、変化球を交えて44球を投げた。
メジャー移籍1年目の選手ではカブスの今永、レイズとマイナー契約の上沢がそれぞれキャンプ初日にブルペン入り。千賀、藤浪のメッツ、前田のタイガースもバッテリー組がキャンプインした。
ドジャースの山本は今キャンプ3度目のブルペン入り。徐々に球数を増やしており、この日は正捕手のスミス相手に投げ込んだ。セットポジションも交えつつ、納得の球にはうなずくなど「いい感じ」と振り返った。
投球練習を終えると、フィールドで打撃を行う大谷の見学へ向かった。ケージ近くから力強い打棒を目にし、「すごかった」。オリックス時代のチームメートで激励に訪れたステフェン・ロメロさんとも再会を果たして談笑。気負いなくメジャー1年目のキャンプを送っている。














