JR苫小牧駅南側にホテルなどを配置する苫小牧市の苫小牧駅周辺ビジョンの基本構想案について、JR北海道の綿貫泰之社長は15日の定例会見で、「駅前の未利用施設をなんとかしたいとの思いは苫小牧市と一緒。今のままでいいとは思っていない」と述べた上で、「(JR北海道所有の)苫小牧エスタをどうするかも含め駅前再開発で何ができるか、さまざまなケースを想定して協力したい。基本合意に向け協議したい」との姿勢を示した。
また、次世代半導体製造ラピダスが千歳市に建設中の工場と国道36号を結ぶJR千歳線、石勝線に跨(こ)線橋の建設を求める同市の要望について「跨線橋の必要性は理解するが、一方で北海道新幹線札幌延伸工事を含め手が足りていないのも事実。どういった手法がいいのか、真摯(しんし)に協議をしていきたい」と述べた。
札幌駅南口に計画する再開発ビルについては、資材高騰や人手不足の影響で、年度内に着手する予定だった商業施設エスタの解体工事を2024年度に延期。これに伴い新たな商業施設の完成時期は当初の28年度から遅れる可能性があるとの見通しを示した。その上で「完成は遅くても30年度末とし、北海道新幹線の札幌延伸に間に合わせる」と語った。
















