カーポート型メガソーラー導入 苫小牧・千歳両工場に 道内最大級 ダイナックス

カーポート型メガソーラー導入 苫小牧・千歳両工場に 道内最大級 ダイナックス
苫小牧工場で導入したカーポート型太陽光発電設備

 自動車部品製造業ダイナックス(本社千歳市、伊藤和弘社長)は、苫小牧と千歳の両工場でカーポート型メガソーラー(大規模太陽光発電設備)を導入した。苫小牧は車両428台分、千歳は同356台分の計2・2メガワットで、同社によるとカーポート型太陽光発電設備では道内最大級。二酸化炭素(CO2)排出量を年間約1400トン削減できる見通しで、脱炭素社会実現に貢献する。

 カーボンニュートラル(CN、温室効果ガスの排出ゼロ)達成に向けた取り組みの一環。苫東地域にある苫小牧工場(苫小牧市柏原)は約1万9900平方メートルに、カーポート型太陽光パネル2982枚を設置。千歳工場(千歳市)は約1万6800平方メートルに、同パネル2484枚を置いた。総事業費は約7億円。

 発電した電力は各工場ですべて自家消費し、CO2の年間削減量は苫小牧が730トン、千歳が674トンをそれぞれ見込んでいる。合計すると、全社CO2排出量の約3・7%に相当する。千歳は1月15日に、苫小牧は同22日に、稼働を始めた。

 屋根付き駐車場が完成したことで、従業員の車に雪が積もらずに済むなど、福利厚生の充実にも役立っているという。同社は「今後も再生可能エネルギーの導入をはじめ、環境に配慮した製品群の拡充、生産体制の双方からCNに挑戦していく」と強調している。

 同社は自動車部品のクラッチ板製造で、トランスミッション台数ベース世界一。2050年のCN実現を目指し、30年までに温室効果ガス排出量を、19年度比で46%削減する方針を掲げている。特に苫小牧は国内の製造拠点で先進的な事業を展開しており、昨年10月には大規模太陽光発電設備(メガソーラー)と木質バイオマスボイラーの稼働を相次いで始めた。

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