大谷、半分が柵越え ダル、松井は打者と対戦 米大リーグ 山本、実戦形式へ調整

打撃練習するドジャースの大谷(左)=16日、米アリゾナ州グレンデール(時事)

 【グレンデール(米アリゾナ州)時事】米大リーグの春季キャンプは16日、アリゾナ、フロリダ両州の各地で行われ、ドジャースの大谷はフリー打撃で26スイング中13本の柵越えを披露した。同僚の山本は遠投などで体を動かした。

 パドレスで行われた実戦形式の打撃練習には日本選手が登板し、ダルビッシュが32球、松井が25球を投げた。タイガースの前田は守備練習、キャッチボールなどで調整した。

 ドジャースの山本は遠投やバント処理など軽めのメニューで汗を流した。実戦形式の登板を翌日に控え、投本間の距離では力を入れて直球とスプリットを確認。動きの鋭いスプリットには、見守ったコーチから「ナイスボール」の声が飛んだ。

 主力野手との対戦が見込まれる実戦形式では15~20球を投げる予定。プライアー投手コーチは「まずは打者を立たせて投げて、ゲームの感覚をつかんでくれればいい」と話した。

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