苫小牧市高丘の北大苫小牧研究林で16日、造形作家タケナカヒロヒコさん=恵庭市在住=主宰のアーティスト集団「THE ICEMANS(アイスマンズ)」による氷のドーム作りが行われた。ドームは17日朝に完成したが、その日のうちに解体。来場者は厳寒の林内にお目見えしたはかなくも美しいアート作品を堪能していた。
研究林敷地内にある森林資料館・記念館の第3土曜日開館に合わせたイベント。同研究林の植竹淳准教授とタケナカさんの親交がきっかけで実現した。
当初は15日に制作を始める予定だったが、前日までの記録的な暖気の影響で16日午後にずれ込んだ。
アイスマンズと同研究林の教職員約10人で資料館前の広場にバルーンを設置。高さ3・5メートル、幅3メートルほどまで膨らませ、脚立の上からホースを垂らし、バルーン上部に霧状の水を一晩中吹きかけた。
途中でホースの位置を変えたり、雪をかけたりし、氷の造形に工夫を凝らした。翌17日朝には日差しを浴び、バルーン表面から氷が離れやすくなるタイミングを見計らって空気を抜き、きれいなアイスドームを完成させた。
突然、出現した氷のドームは高い関心を集めていたが正午までに来場者と一緒に解体。タケナカさんは「氷の強度を壊しながら感じてもらい、家庭でも作ってみたいと思ってもらえたら」と話していた。
















