共産党道委員会は18日、札幌市内で北海道党会議を開き、次期衆院選への対応を盛り込んだ「総合計画」を決めた。役員も改選し、10年間務めた青山慶二委員長(69)が退任し、後任に千葉隆書記長(67)が就任。千葉氏の後任の新書記長に金倉昌俊副委員長(49)を選任した。
道内の代議員や評議員ら約200人が出席。冒頭、あいさつに立った紙智子参院議員は、自民党派閥の政治資金の裏金事件について言及し、「組織的な犯罪行為。法改正に議論をすり替え、いまだに何に使ったのを明らかにしない。国民を愚弄(ぐろう)している」と厳しく批判した。
次期衆院選については、比例代表道ブロックで「35万票以上」の得票目標を掲げ、議席奪還を目指すことを確認。市民と野党との共闘に関しては「再構築のための可能な限りの努力を強める」としながらも、党の躍進こそ、共闘の再構築にとっても「最大の力になることを訴え抜く」と強調。現在、道3、6、8、9、11区に候補を擁立しているが、「全ての小選挙区候補擁立を目指し、比例議席奪還をはじめ勝利へ全力を尽くす」姿勢だ。
会議終了後、新三役が記者会見。千葉新委員長は「北海道から道民運動を起こして、自民党政治を終わらせる」と切り出し、「来る総選挙で比例の議席を奪還する。その先頭に立って頑張りたい」と抱負を。市民と野党の共闘については「小選挙区でも候補を擁立しながら、再構築に向けて努力する。その話し合いには積極的に参加したい」と強調。道内12小選挙区で「12人全員が立憲民主党の候補というのはあり得ない」と指摘し、望ましい形として2017年の野党共闘(立憲=無所属含む=8人、共産4人)を挙げた。40代で書記長に就任した金倉氏は「若い世代にも共感を得られるよう、次世代につなぐ党組織の強化に全力を尽くしたい」と抱負を述べた。
















