支笏洞爺国立公園支笏湖・定山渓地区自然体験活動推進協議会(事務局・環境省北海道地方環境事務所)の会合が15日、札幌市内で開かれた。道や両地区の関係自治体、観光協会などからオンラインも含め約30人が出席し、2025年度までの目標を定めた両地区の自然体験活動推進プログラムについて意見を交わした。
事務局は23年9月に両地区を含む道内各地で展開されたアドベンチャートラベル(AT)について、自然やアクティビティー、異文化交流を体験しながら旅するATに64カ国・地域から計800人近くが訪れたことを紹介。参加者アンケートから「国立公園」への期待値が高い一方、環境への配慮が十分に伝わっていないとの課題も浮上し、積極的な情報発信の必要性を共有した。
また、新型コロナの規制がなくなり、外国人旅行者を含む観光客の回復傾向を踏まえ、観光客が地域の受け入れ環境を超えて押し寄せる「オーバーツーリズム」も議論。公共交通機関が人手不足を背景に十分な運行便数を確保できなくなる懸念も指摘され、出席者からは「旅行者の需要見通しが地域別に分かれば、効率的に対応できる。道などに対応をお願いできないか」との意見も出された。
















