第44回全国中学校スケート大会(3~6日、長野市)のフィギュア競技、スピードスケート競技、アイスホッケー大会(1月25~28日、東京)に出場した苫小牧市中学校体育連盟の選手12人と関係者が16日、市役所を訪れ、大会の結果を報告した。木村淳副市長は「全国大会の経験を生かし、スケートのまち苫小牧を盛り上げてほしい」とさらなる活躍に期待した。
アイスホッケーで全国を制した東胆振E(啓北、緑陵)の主将、伊部隼平(緑陵3年)は「苫小牧より氷が柔らかく苦労したが、しっかり適応して戦うことができた」、副主将の石岡遥斗(同)、上谷将広(同)は「大舞台の難しさはあったが、みんなで諦めずプレーをして良い結果を残すことができた」「この経験を生かし、チームを引っ張っていけるような選手を目指す」とそれぞれ語った。
惜しくも3位だった東胆振D(開成、苫小牧東、和光)は、主将の花田賢信(和光3年)が「高い緊張感の中で全力を出す難しさを感じたし、主将としても責任を強く感じる大会だった」、副主将の大矢光(同)、森陸琥(同)は「悔しい思いもしたが、自分たちの力を出し切ることができた」「粘り強さや決定力が足りなかった。後輩たちは反省点を修正して、来季の大舞台で力を発揮できるようにしてほしい」と話した。
フィギュアは浅利羚聖(ウトナイ1年)が初出場した。「全国レベルの選手はスピード感があり、ジャンプも高くスケーティングがきれい」と感想を述べ「来年も出場するため、トリプルジャンプを練習してプログラムを充実させたい」と意気込んだ。
スピードスケートの清川侑真(啓北2年)は「疲れもあって一定のラップを維持できなかった。来年に向けて体力作りからしっかりやっていきたい」、永渕友悠(同)は「自己ベストは更新したが悔いの残る展開だった。夏場からトレーニングに励みたい」と次を見据えた。初出場にして中学最後の大会に臨んだ小松拓史(青翔3年)は「緊張はあったが、満足のいくレースができた」と語った。栗村康生(同2年)は「タイムは更新できたが、入賞を目指していたので悔しい」とさらなる活躍を誓い、高橋佑斗(ウトナイ3年)は「トレーニングの成果が出て、いい滑りができた」と振り返った。
表敬訪問した選手の成績は以下の通り。
▽アイスホッケー 東胆振E(1位)、東胆振D(3位)
▽フィギュア 浅利羚聖(58位)
▽スピードスケート 清水侑真(3000メートル13位、5000メートル10位)、永渕友悠(1500メートル24位、3000メートル37位)小松拓史(3000メートル47位、5000メートル28位)栗村康生(1000メートル16位、1500メートル15位)高橋佑斗(1500メートル18位、3000メートル25位)

















