サッカー女子のパリ五輪アジア最終予選で、日本（なでしこジャパン）が北朝鮮と戦う２４日の第１戦が、サウジアラビアのジッダで行われる方向であることが２０日、分かった。

　この日、日本協会の佐々木則夫女子委員長が「ＡＦＣ（アジア連盟）から、ジッダで開催する方向で積極的に準備しているという情報が入り、その旨の準備をしてほしいと指示があった」と説明した。正式決定の通達はまだだが、チームは２０日夜に日本を出発する。

　当初は平壌で予定されていたが、競技運営の観点や、中国などから定期便がないことを理由にＡＦＣが中立地での開催を提案。候補地を挙げるよう北朝鮮側に指示していたものの、試合が迫る中でも話がまとまらず、ＡＦＣ主導で方向性が決まった。

　最終予選はホームアンドアウェー方式で実施。第２戦、日本のホームは２８日に東京・国立競技場で行われる。