【ピオリア(米アリゾナ州)時事】米大リーグは22日、アリゾナ州ピオリアでのパドレス―ドジャースでオープン戦が始まった。プロ野球楽天からパドレスに移籍した松井は三回に5番手で登板し、1回を3者連続三振の無失点と上々のデビューを飾った。
ドジャースの山本は2度目となる実戦形式の打撃練習に登板。打者10人に43球を投げ、安打性の打球を許さず6奪三振、2四球。同僚の大谷はフィジカルトレーニングなどで調整した。
ドジャースの山本が2度目となった実戦形式の打撃練習で好投。「前回よりも試合を意識して投球できた。次はオープン戦になると思う」と話し、手応えをにじませた。
フリーマン、ヘーワード、バルガスと対戦。150キロ超の直球とカーブで緩急をつけ、スプリットも効果的だった。安打性の打球はなく、打者延べ10人で6奪三振。最後はバルガスの内角に、「すごくいい球だった」と振り返った直球を投じて見逃し三振に仕留めた。事前の練習メニューに打者として名を連ねていた大谷は別調整となり、対戦は実現しなかった。
ロバーツ監督は3月20、21日にソウルで行われるパドレスとの開幕シリーズで山本を先発させる考えを示している。山本は「もし投げることになったら、チームが勝てるようにやっていきたい」と意気込んだ。














