苫小牧大成小学校の老朽化を受け、苫小牧市教育委員会は20日、改築基本計画の住民説明会を同校で開いた。計画案では、現校舎北側のグラウンドに鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ床面積約6000平方メートルの新校舎を建て、旧校舎跡地をグラウンドにする。市教委は2025年7月から着手し、27年1月の利用開始を目指す考えを明らかにした。
さらに、市の「ゼロカーボンシティ」宣言を受け、省エネ設計を導入することを説明。体育館の周りを廊下や教室で囲む内包化で外気を遮断し、暖房エネルギーの損失を削減するなど市内初の設計とする。全ての教室にネットワーク環境を整え、災害時の備蓄や再生可能エネルギーの利用で公共施設としての役割も果たす。市教委の担当者は「新設計に省エネ効果があれば、今後も多くの学校で導入できる」と述べた。
説明会には地域住民や保護者ら約10人が出席し、建て替え中の運動会や避難施設としての活用に質問が出された。2年生の保護者は「かなり古い校舎だったので、快適に学習できそうでよかった」と計画を歓迎した。
市教委は3月21日まで、市のホームページでパブリックコメント(意見公募)を実施する。
















