革新的なアイデアやビジネスモデル、先端技術による事業の立ち上げを目指す「スタートアップ」について高校生が学び、体験する起業体験プログラムが3月2、3の両日、苫小牧市まちなか交流センター・ココトマ(表町)で開かれる。苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)の主催で、市内では初の試み。参加無料で、参加者を募集中だ。
プログラムの名称は「スタートアップ・ベースin苫小牧」。参加者同士でチームをつくり、日常生活の中で感じている不便さなどを踏まえ、「あったらいいな」と思う製品やサービスを考案。フィールドワークや話し合いを重ねて価格や売り方なども考えて計画した事業内容を最後に発表し合う。
起業体験プログラムや人材育成などを手掛けるまつりば(東京)から講師を迎え、スタートアップについて知識を深めながら活動のサポートを受ける。
国は2022年度を「スタートアップ創出元年」と位置付け、経済成長と社会課題解決を目的に、優れた技術力と柔軟なアイデアを持つ人材育成に注力。これに基づき、文部科学省は高等専門学校向けのスタートアップ教育環境整備事業に乗り出した。
同校も同事業を活用し、「創造工学工房」を校内に整備。学生が自由な発想でものづくりに取り組めるよう3Dプリンターやデジタルマイクロスコープなどの先端機器をそろえ、昨年12月に開所させた。
国は大学が主体となった高校生への教育活動を推進中。道内でも札幌や旭川で大学主催の高校生向けのスタートアップ体験プログラムが行われてきた。同様の取り組みを苫小牧でも―と、苫高専が今回の体験プログラムを企画した。
定員は35人。高専生や同校に今春の入学が決まっている中学3年生、高校生であれば誰でも参加できる。同校の村本充教授は「将来起業をする、しないにかかわらずアイデアを出し合って仲間と形にしていく経験は貴重な機会。ぜひ気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
申し込みはスタートアップベースU18のウェブサイトから http://startupbase-u18.com
















