日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表し、1月の初場所で自己最多の13勝を挙げた琴ノ若が新大関となり、西の2番目に就いた。
その他の大関は東西の正位に霧島、豊昇龍が並び、東の2番目は8度目のかど番となる貴景勝。初場所で9度目の優勝を遂げた照ノ富士を含め、2021年名古屋場所以来の「1横綱4大関」。
関脇は東が大栄翔、西は若元春で2場所ぶりに返り咲いた。ともに再小結の阿炎が東、錦木が西。新入幕だった初場所で2桁白星の大の里は西前頭5枚目まで番付を上げた。
日大出身で、初場所で新十両優勝を果たした尊富士(たけるふじ)が初土俵から所要9場所で新入幕。年6場所制となった1958年以降では、常幸龍に並ぶ最速(幕下付け出しを除く)での出世となった。錦富士、北の若、狼雅、大奄美の4人が再入幕。宝富士が西十両筆頭へ転落し、13年初場所から守っていた幕内の座を失った。
新十両はおらず、元関脇の若隆景、対馬洋、元幕内の伯桜鵬、37歳の北播磨が十両に戻った。

















