知事「情報管理徹底」 空転本会議が再開 観光補正を追加提案へ

知事「情報管理徹底」 空転本会議が再開 観光補正を追加提案へ

 道が今年度一般会計に観光関連経費として1億5500万円を追加補正する内容の一部報道を巡り、2月28日に終日空転し延会する異例の展開となった第1回定例道議会は29日、本会議を再開して1日遅れの代表質問が始まった。ただ、途中、出席議員からの「議事進行」発言で再び2時間以上空転するなど、大揺れの定例会となっている。

 29日は午前に議会運営委員会(船橋賢二委員長、議運)が開かれ、山本倫彦総務部長が「答弁準備に時間を要し恐縮に思う。本日、答弁の準備が整った」と説明。本会議の再開が決まった。船橋委員長は「きのうは理事者側から答弁準備に時間を要して代表質問が実施できないという、極めて異例の展開となった」とし、「理事者は開会時刻が遅れることのないように、しっかりと答弁準備を行うとともに、委員会並びに関係者に対して情報提供を徹底してほしい」と苦言を呈した。

 再開した本会議では、鈴木直道知事が自民党・道民会議の笠井龍司氏の代表質問に対し、観光予算の早急な充実について「施策効果が早期に発現されるよう取り組んでいくことが重要と考え、今年度予算として所要の補正を今定例会に速やかに提案したい」と正式に表明。先行した一部報道に関しては「外部に対する追加予算案の説明といった事実はなく、私としては大変遺憾に思っている」と内容を否定し、「報道機関には申し入れをした」と強調。さらに「情報管理の重要性については重く受け止め、今後、これまで以上に徹底していく」との姿勢を示した。

 観光補正を巡っては、笠井氏の質問終了後、民主・道民連合の高橋亨氏が補正の趣旨や内容などを疑問視して「議事進行」をかけ、再び2時間以上、本会議が空転。午後4時前に再開し、中川浩利氏(民主・道民連合)が「本来当初予算案の編成過程で議論し、当初予算で対応すべきものであり、全くおかしな進め方。そもそも補正予算提案前に、このような報道が先行することは極めて遺憾」と道の姿勢を厳しく批判した。

 道では北海道結志会、公明党の代表質問終了後の「1日以降」に正式に追加補正予算案を発表する。

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