苫小牧市のペットボトル入り水道水「とまチョップ水」(500ミリリットル、100円)は2023年度、販売数と配布数が過去最多を更新する9万5000本台となる見通しとなった。昨年5月に新型コロナウイルスが5類に移行し、とまこまい港まつり(8月)の販売が過去最高を記録するなど、各イベントなどを通して売り上げを順調に伸ばしている。
市上下水道部によると、23年度のとまチョップ水販売・配布数は今年1月末現在、8万8204本に達した。例年の販売傾向を踏まえると、18年度に記録した過去最多9万2424本を上回るのは確実な状況だ。
このうち、店舗販売数は同6万336本で、年度末の見込みは6万8760本。市役所3階の窓口直販本数は7800本で、当初の年度末見込み7488本を既に上回っている。
また、事業者に購入してもらう協賛が1万5168本で前年度同期比2880本増、港まつり会場の販売が1944本で同934本増など。無料の配布を含めて苫小牧の水道水のPRに貢献している。
中でも協賛と港まつりの販売は過去最高で、同部総務経営課は「夏の暑さから販売数が増えた。商工会議所の会員企業にアピールし、企業で使用する場面も多くなった」とみている。
24年度は販売・配布本数の目標を10万本とし、さらにPRに力を入れる考えで、同課は「今後も苫小牧の水はおいしいことを、とまチョップ水を通じてアピールしたい」と意気込んでいる。
とまチョップ水は15年6月に販売を開始。18年度に東京都の「北海道どさんこプラザ有楽町店」で定番商品となり、販売・配布数も過去最多を記録。コロナ禍に伴って19年度以降、販売数が3年連続で減ったが、22年度は7万4178本と持ち直した。
19年と22年に国際的評価機関モンドセレクションで金賞を受賞した。販売店は、15年度は4店だったが、23年度は82店まで増えている。
















