苫小牧ウトナイ小学校(手塚敏校長)で1日、卒業する6年生を「送る会」が同校体育館で開かれた。児童数が市内最多の同校は、保護者を含めると体育館に入り切らないため、卒業式の前に児童だけで見送る機会を設けている。在校生761人はさまざまな企画や出し物で6年生140人を楽しませ、門出を祝った。
コロナ禍の影響で2019年3月以来、5年ぶりの開催となった。6年生は下級生の盛大な拍手に迎えられ入場。1年生から学年ごとに歌やダンスを披露した。中央に集まった6年生は、それぞれの学年が並ぶ方向に体を向け、感謝の歌を届けた。
6年生は手縫いした雑巾を下級生に贈り、最後は6年間の様子を記録したスライドショーの上映。涙を浮かべる児童もおり、卒業までのカウントダウンを実感していた。手塚校長は「人の気持ちを考えて行動できる6年生だった。下級生は6年生から学んだことを生かして進級してほしい」と呼び掛けた。
代表して雑巾を渡した6年生の横山ゆづきさん(11)は「下級生からの拍手や声援に感動した。中学校に進んだら1年生らしく、先輩たちの力を借りながら成長したい」と話した。司会を担当した5年生の小栗結斗君(11)は「(卒業式後は)一番上の学年になる自覚ができた。勉強とバスケットボールを頑張りたい」と意気込んだ。
















