苫小牧市議会定例会は4日、本会議で代表質問を続行した。千歳市に工場を建設中の次世代半導体製造ラピダス(東京)が、工業用水の水源地を安平川とすることを受け、市は「本市の生活環境や自然環境に影響を及ぼす事態が懸念される場合、ラピダス社を含め、事案に応じた関係先に要請を行う」と述べた。
小野寺幸恵氏(共産)に答えた。
安平川からの取水による周辺環境の影響を見据え、石黒幸人環境衛生部長は道に対して「地下水路のモニタリング調査の実施、仮に環境の変化が見られた場合の必要な対策を求めた」と説明。送水管の敷設工事についても▽地下水や周辺環境に影響が出ないよう配慮した施工方法▽工法や地下水対策を事前に地元自治体に説明する▽必要に応じて工事で周辺に与える影響について監視する―などの内容を道に求め、石黒部長は「今後も関係先と協議を通じて市の意見を伝え、不安の解消に努める」と強調した。
また、大阪ガスのグループ企業(大阪市)が市内と厚真町で進める風力発電計画も質疑。市によると、事業者が環境影響評価表に基づき、21年からの現地調査を終え、環境変化の予測や対策の検討結果、環境保全に対する考え方をまとめた準備書の作成段階。石黒部長は「科学的根拠に基づいて重大な環境影響を回避、十分に低減できないと判断した場合には事業の見直しを求めていく」と述べた。
桜井忠氏(会派市民)は市の人口動態を取り上げた。20~39歳女性の減少が著しいことを指摘し、小名智明産業経済部長は「休暇や短時間勤務など柔軟な働き方ができる就業規則の見直しや職場理解、ハラスメント防止研修など職場改善、女性のスキルアップなどの支援に取り組む」と答えた。
















