防災や防犯教育を手掛けるNPO法人エクスプローラー北海道(苫小牧市拓勇東町)は2日、同町の拓勇中央福祉会館で「防災ゲーム・クロスロード」を開催した。クロスロードは、阪神大震災で災害対応に当たった神戸市職員へのインタビューを基に作成されたカードゲーム形式の防災教材。「YES」「NO」のカードで自身の意見を表明し、日ごろの備えや住民同士の支え合いの大切さを学んだ。
講師は拓勇東町内会の副会長で、同団体の代表も務める佐藤一美さん(54)と、近畿大学総合社会学部の松本行真教授。地域に住む小学生や近隣町内会の会長など約30人が参加した。
参加者は5人ずつのグループに分かれ、▽避難所指定の学校まで徒歩20分、徒歩5分圏内に福祉会館があるならば、どっちに行くか▽避難所に行く際、飼い犬を連れて行くか▽3日分の非常食を持っており、避難所で食料を持っていない知り合いを見掛けた場合に分け与えるか―など、さまざまな設定でどう行動するかを議論した。佐藤代表は「少数意見を否定せず、なぜそう考えたのかに耳を傾けてほしい」と呼び掛けた。
松本教授は「拓勇東エリアでは津波の被害は大きく受けないと予想されているが、近隣地区から避難してきた住民を受け入れる立場になる。防災意識は普段の友好関係が大事なので(学びを)継続してほしい」と強調した。拓勇小学校1年生の山端里帆さん(7)は「学校の友達ともやってみたい」と話した。
















